2007-01-01から1年間の記事一覧

やわらか

やわらかをもって きよらかをえる ぼくは、ぼくたちの祖先が磨き上げてくれた柔の精神という叡智が、にんげんにとっての宝物の一つであると信じてる。 ぼくたちは、ヨーロッパが生んだ徹底的にロジックを詰めるという方法を受け入れ、鍛錬すると共に、重心を…

あさがお

生まれてくるのが遅かったから寒くなる前に花ひらくことができて本当によかった台風が来たときにはころんでいたしささえがないときにはあたふたしていたね友達がいなくて寂しそうだったし真夏の干ばつは 苦しかったろうずいぶんと大きくなった 苦労したから…

おんど

つらいときや悲しいときにはどんな曲を聴くのかな。 明るい曲よりかは、穏やかなものであったり、落ち着いたものを聴く人が多いのかな。 そのときのこころの「温度」と同じ温度の曲に癒されることって、多いんじゃないかな。 曲にかぎらず、そのときの気分に…

木の詩

木は優しい 幹に時間が流れているから ひとつひとつ ユニークなかたちをしているから じぶんの 目の前の人の 遠くにいる人の はじめて会った人の すずめの かまきりの 幹を見たい 枝は幹から生えていて 地下では 背の高い根っこが 必死で大地をつかんでいる …

観察編

今朝、ベランダの朝顔の花が咲いた。 七月半ばに芽が出た。 台風が来たときに、植木鉢ごと倒れた。 巻きつけるものがない時には、茎が細くなった。 茎には柔軟性がある。 植木鉢に他の植物はいない。 水分が足りないときや、日中にはしおれた。 芽が出て二ヶ…

朝礼

朝礼1 みなさんは、木が好きですか。 わたしは、木が大好きです。 木の幹には、長い年月の間に経験してきた苦しみや喜びが、刻印されているからです。 一つとして同じものはない、それぞれがユニークなかたちをしています。 幹を見るということは、時間を見…

Mercy (慈悲心)

Mercy is to feel instantlydevelopment in long time of the relationship of everything. 慈悲心とは、万物の関係性の悠久の時間発展を瞬時に感じることである。

朝青龍騒動を通して自己を見つめる

朝青龍を追い掛け回している皆さま。腹が立ちますか。かわいそうですか。興味がありますか。 朝青龍の行動に腹が立つ人、マスコミに腹が立つ人、相撲協会に腹が立つ人、どちらにも腹の立つ人、朝青龍がかわいそうだと思う人、相撲協会の方々も御苦労だと思う…

夏の想い出――広くて高い青空のもと境界線のない透き通ったブルーの中を魚たちと共に

どうも、ご無沙汰でした。いやぁ、しかし、あれですな。寒い。実に寒い。手がかじかんで、困りますな。こたつはあったかくて、よいですな。 こんな残暑見舞いもいいかもね。 連日、最高気温が38とか39。 メンピンドラ1湧き立つ大地に輝る男なんでもいいけど…

大日本人――たたみかけるフレーム化がもたらす脱真面目の視点

始めに、まだ『大日本人』を見ていなくて、今後見る予定の方は、以下の文章を読まないほうがいいと思います。 数日前に、松本人志の初監督作品『大日本人』を見た。 ストーリーは、「大日本人」という「職業」に就いている大佐藤という男の日常を描いたもの…

美しい国

消費税の脱税とか、給料の不透明な天引きとか、コムスンの不正請求とか、たぶん、他にもたくさんあるのだろう。 本当に、すてきな「善意(good will)」の会社だと思う。 人材派遣会社といえば、関口房朗さんが、参院選に出馬するらしい。 心の欲する所に従…

このかんじ なんともいえない

最近起こった、うまく言葉にできない感情を伴う出来事を集めてみた。このかんじ、なんともいえない・・。その一 買ってきた電池のフィルムをはがして、何の迷いもなく電池をゴミ箱に投げ捨ててしまった。手が勝手に動いて、いる方を捨ててしまうことって、た…

仲間集め

共通点のあるやつらを集めてみた。毒舌御免! トマトと歯茎(皮の張り) パンダとサンタクロース(気持ち悪さ。近寄ったらヤバイかんじ。) 山崎邦正と皇太子(顔。) ウォッカとタニノギムレット(馬体とフォーム) サザエのグルってなってるとこと理不尽(…

人は人の上に法を作らず――僕はホリエモンじゃないんだという負け惜しみ

本日、京都は快晴。日中は三十度にも達しようかというぐらいに、暑かったのであります。 バイク乗りなら、わかっていただけるでしょう。こんな日は、バイクで走ると本当に気持ちいいのであります。 燦々と降り注ぐおひさまの光を浴びながら、僕は、心躍らせ…

最近

肉もうまいが 魚のほうが安心する 酢の物 ポン酢が すごくおいしい 酒は 月イチぐらいがちょうどよい 縁側のある家に 住みたい 高校生が わが子のように見える 孔子は 我が強すぎる シャツを ズボンのなかに 無性に入れたくなる というか 入れている いや 入…

一所不在

何歳に見られるのがうれしいか。それは、”今”に決まっている。年相応に見られたい。昔に戻りたいか、それとも先に進みたいか。それも”今”がいい。ありのまま、等身大がいちばんいい。もう一度やるなんてしんどいからごめんだし、早送りされるのも味気なくて…

理解しないこと

少年が、ピカソの、「読書する女の頭部」の前で立ち止まり、 「おっ、これはおもしろいことになっているぞ!」 と、何度も叫び、ずっと見入っていた。 大人はついつい、わかる、わからないという観点でモノを見てしまう。 理解は人生の楽しみの一要素に過ぎ…

ブッダ――僕は今日も煩悩まみれだ!

ブッダは、卓越した共感力と 世界を見通す目を相備えた 稀有の人である。 今日、ゴータマというインド料理屋さんで、お会計の際、10%OFFのサプライズがあって、うれしかった。 たとえ、それが折り込み済みの価格設定であったとしても、なんともゴータマらし…

喫茶店大好き――僕が喫茶店に求めるもの

僕はよく、カフェとか喫茶店で本を読んだり、文章を書いたりします。 読書の合間に人の動きを眺めたり、聞こえてくる話に耳を傾けたりするのも好きです。 そんな僕が喫茶店に求めるものは、 1.長居できてくつろげる雰囲気 2.テーブルが書き物しやすい高さ 3.…

自由の女神は共感し消滅するかもしれない

例えば、桶狭間の戦いや元寇のことを、根にもって、感情的に語る日本のヒトに、僕はお目にかかったことがないし、秀吉の朝鮮出兵を本気で怒っている朝鮮のヒトを見たこともない。 しかし、帝国主義の風が吹き荒れた19、20世紀の戦争や暴力、あるいは現在進行…

ピカソ展

この日の大阪は いつもより空気がきれいに感じられた。 ピカソは 鑑賞者に 作中人物の感情を伝達するのが 想像させるのが 抜群にうまい。 20世紀の作品を多く見て そろそろ前世紀を離した目で総括できる そんな時期にさしかかっていると思った。 ホームレス…

耳を澄ませて

のどが渇いたときに 飲む水が 一番うまい ひんやり冷え冷えの水を のどが待ちきれずに迎えにいく あのかんじ からだ中にしみわたっていき ふわっとゆるんでほっとする あのかんじ じぶんの だれかの 大きなかたちの 小さな声に 耳を澄ませて 渇きを 静かに …

飛べ!

要素を愛して システムを憎む。 理不尽に耐えることも 大切なんだろうけど 耐えてばかりでは 民主主義は生まれなかっただろう。旧来のシステムは そろそろガタがきているようだから アップデートしなければ。新しい革命は いつの間にか日が暮れているように …

ダイエットするなら熱いお茶を飲め!――僕はこれで15キロやせた

実体験に基づくおすすめダイエット法です。特に、3の熱いお茶はおすすめです。自分なりの方法でやればいいと思いますが、基本は、筋肉をほどよくつけて、代謝を増やし、摂取カロリーを少し抑える。健康的にやせる。これがリバウンドもしないし、一番下に書い…

日本むかしばなし第1話−つめたろう

むかしむかし、たろうは、深夜、喫茶店で本を読んでおりました。 しばらくして、たろうのとなりに三人ぐみが座りました。おじいさんと、若い男と若い女でした。 若い女は、みんなの分の水をくんだり、おじいさんの飲み物と食べ物を注文したり、おじいさんの…

今日のおすすめの一枚

Jazzida Grandeアーティスト: Jazzida Grande出版社/メーカー: ODE MUSIC ENTERTAINMENT発売日: 2004/08/26メディア: CD購入: 1人 クリック: 67回この商品を含むブログ (6件) を見るJazzida Grandeやわらかい光が射し込み さわやかな風が吹き抜ける あなたの…

フランダースの犬効果

人間失格、グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1988/05/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 5回この商品を含むブログ (51件) を見る 太宰治は 場がよく見えている。どれぐらい見えているかというと タンピン系の…

今日のおすすめの一冊

3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)作者: 金哲彦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/12/13メディア: 新書購入: 8人 クリック: 102回この商品を含むブログ (80件) を見る ダイエットのため、健康のため、目標を持ってイキイキ…

ハーフマラソンで事故った!

口から単気筒から CO2を排出しまくりながら 京都議定書マラソン集合場所に向かった。 京都議定書マラソンとは 各々の国が 各々のペースでCO2(二酸化炭素)削減に取り組みましょうという 京都議定書になぞらえて 各人が 各人のペースで 記録にとらわれることな…

今日のおすすめの一冊

Alex Katz (Contemporary Artists)作者: Carter Ratcliffe,Robert Storr,Iwona Blazwick出版社/メーカー: Phaidon Press発売日: 2006/04/18メディア: ペーパーバック クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る Alex Katzの画集。 一目ぼれして買って…