2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

いい国作ろう

アナクロニズム

ハッピーバースデイ

ババが入っていないことに気づかずに最後までババ抜きをしてしまった当時の僕たちは拙かった誰一人枚数の合計が偶数であることに気づかなかったしさらによくないことには終わった直後に起きるはずの笑いが一切起きなかったそのくらいに当時の僕たちの精神は…

村上春樹さんのエルサレムでのスピーチ――意味わかんないけど感動した

村上春樹さんが、イスラエルの文学賞であるエルサレム賞を受賞されたらしい*1。エルサレムで開かれた授賞式における同氏の記念講演に強い感銘を受けたので、テキストをこのサイト*2より引用し、下に感想を書いておいた。 Always on the side of the egg By H…

自分の考えとは・器とは・幸せとは

なんというか、「(自分の)考え」というのは、しばしば、それが生まれた瞬間に、安心感が得られると同時に固着してしまったり目的化してしまったりして、現実世界の変化からその「考え」はどんどん乖離していく気がする。言葉は「惰性」を生む。いい風に言…

広く深く知りよく生きようとすることが本質的ではないのか

芸術、創造に興味のあるかたは、ご覧いただければ幸いです。 一般に、何か−特に芸術作品−を作るということに関して現時点で思うのは、結局、創作意欲が湧いてこないにもかかわらず、何かを無理やり作ろうとする姿勢は違うんじゃないかということです。換言す…

前衛に駄作が多い理由

先日ある書展に行った。学生の作品と、書家の書いた金文、篆書や隷書、草書、行書、楷書、かな*1などの伝統的作品と、前衛的な作品を対比させて展示した企画展である。(作品が掲載されているサイトが見つからなかったため、以下の文章の大半は読んでいて退…

自由と束縛の狭間で

自由は主体性と逸脱を生みやすく、これらは独創的創造として昇華される。他方、束縛*1は計画性や義務により駆動される人間を生みやすい。計画的であるほうが、その時点において生産が意図された事物に関する生産性は高くなる場合が多いだろう*2。裏を返せば…

時には孔雀もいいけれど――等身大になりたい

他者に自分をよく見せようとして、大きなことを言ってしまったり、他者の評価を落とすような言動をしてしまうことが私には時々あると思われる。正確には、常にそのような傾向があり、刻一刻「粉飾」や「威嚇」の程度がゆらいでいるのだろう。また、そうなっ…

未来はどうなるのだろうね――ホモサピエンス時代の終焉

僕は小さい頃には最低でも500歳くらいまでは生きたいと本気で思っていたし、周囲の人たちにもそう公言していたと記憶している。もし数十年後に死んでしまうのだとすれば、500年後の未来がどうなっているのか見ることができない。それが残念で残念で仕方がな…

見習うべき小学校二年生の男の子

今日の毎日新聞で心温まる素晴らしい文章に出会った。青少年読書感想文府コンクールで小学校低学年の部の京都市長賞を受賞したノートルダム学院小2年・佐竹竜弥君の「ぼくがラーメンたべてるとき」という本の感想文である。http://mainichi.jp/area/kyoto/n…