2007-03-15 ピカソ展 芸術 詩エッセイ この日の大阪は いつもより空気がきれいに感じられた。 ピカソは 鑑賞者に 作中人物の感情を伝達するのが 想像させるのが 抜群にうまい。 20世紀の作品を多く見て そろそろ前世紀を離した目で総括できる そんな時期にさしかかっていると思った。 ホームレス生活をしながら 読書をすることでしか 達し得ない感慨を思う。 いつもは自己主張の強いこの街が 今日はなぜか 慎ましやかであった。