詩エッセイ

ブッダ――僕は今日も煩悩まみれだ!

ブッダは、卓越した共感力と 世界を見通す目を相備えた 稀有の人である。 今日、ゴータマというインド料理屋さんで、お会計の際、10%OFFのサプライズがあって、うれしかった。 たとえ、それが折り込み済みの価格設定であったとしても、なんともゴータマらし…

喫茶店大好き――僕が喫茶店に求めるもの

僕はよく、カフェとか喫茶店で本を読んだり、文章を書いたりします。 読書の合間に人の動きを眺めたり、聞こえてくる話に耳を傾けたりするのも好きです。 そんな僕が喫茶店に求めるものは、 1.長居できてくつろげる雰囲気 2.テーブルが書き物しやすい高さ 3.…

ピカソ展

この日の大阪は いつもより空気がきれいに感じられた。 ピカソは 鑑賞者に 作中人物の感情を伝達するのが 想像させるのが 抜群にうまい。 20世紀の作品を多く見て そろそろ前世紀を離した目で総括できる そんな時期にさしかかっていると思った。 ホームレス…

耳を澄ませて

のどが渇いたときに 飲む水が 一番うまい ひんやり冷え冷えの水を のどが待ちきれずに迎えにいく あのかんじ からだ中にしみわたっていき ふわっとゆるんでほっとする あのかんじ じぶんの だれかの 大きなかたちの 小さな声に 耳を澄ませて 渇きを 静かに …

日本むかしばなし第1話−つめたろう

むかしむかし、たろうは、深夜、喫茶店で本を読んでおりました。 しばらくして、たろうのとなりに三人ぐみが座りました。おじいさんと、若い男と若い女でした。 若い女は、みんなの分の水をくんだり、おじいさんの飲み物と食べ物を注文したり、おじいさんの…

ハーフマラソンで事故った!

口から単気筒から CO2を排出しまくりながら 京都議定書マラソン集合場所に向かった。 京都議定書マラソンとは 各々の国が 各々のペースでCO2(二酸化炭素)削減に取り組みましょうという 京都議定書になぞらえて 各人が 各人のペースで 記録にとらわれることな…

脱パンダ宣言!

ある仕事のため、黒か茶色のスニーカーが必要になった。 僕はそんなものは持っていないから、いろんな店をまわってみた。 僕はいつもスニーカーばかり履いているんだけど、買うのは 白ベースのものばかり [rakuten:1st-sneaker:587113:image:small] だから、…

倖田來未はエロい!

ID不明の鳥。 ID不明の木。 IDって エロに見えるなぁ。 IDを取得する。そのものを 同じものとして見る。言葉を与えてしまうことで そのものがエロくなくなる。そういうことって多いと なんとなく思う。 エロいって 感情が高ぶること。 その鳥が 「サギ」であ…

2007年日本プロスポーツ選手、こいつに注目しろ!

月並みだけど、僕は日本人プロスポーツ選手の中では、イチローと松井秀喜を尊敬している。 阪神ファンにもかかわらずだ。 両方ほんとに尊敬しているけれど、どちらか選べと言われたら、迷った挙句、松井を選ぶ。 なぜか。 一流だから。プレーがかっこいいか…

有賀さつき

ある店で「タンクバッグ」と書かれたプレートを見かけた。バイク用にかねてより探していたので近づいてみたら「タウンバッグ」の間違いで その直後「年賀はがき」が「有賀さつき」見えた。ファンというわけではない。

簡保が鬼にやられた!

きょうはちいさいころからのしんゆうとあそびました。くるまでごろうがたけへいくことになりました。ごろうがたけのちょうじょうには、たてものがあります。ぼくとしんゆうと、もうひとりのしんゆうの3にんで、ちゅうがくせいのときとまりにいったおもいでの…

梢として生きる――ぼくたちは勇気を持って梢になり美しいフラクタルを描けばよい

賀茂川を右手に見ながら北上する 冬の賀茂街道は木の名所 幹はひれ伏したくなるほど雄大で威圧感たっぷり梢はフワフワで繊細 握手を求めているよう 繊細な梢のように いろんな流行の分岐を作り 新芽が出せるこれが若いひとの長所たとえ枝のほとんどが すぐに…

雨宿りのススメ

雨宿りとは 自然に屈服する 謙虚の表れなり雨に濡れない 感謝の気持ちなり音 香り 景色 湿度を感じ 自然と同化することなり行動の選択肢を制限して 己と向き合うことなり

長谷川等伯を余白の美で片付けるのは失礼千万―― 一休さん!それはとんちではなくて、ただのやりすぎです!

花粉にまみれながら京都の大徳寺に行く。 大徳寺は鎌倉時代に臨済宗の宗峰妙超というお坊さんにより開創されたらしい。応仁の乱で一旦グチャグチャになったが、あの一休さんが復興した。一休さんは酒は飲むし、女に手を出す、肉も食う。絵を見るとスポーツ刈…