精神年齡や精神状態が異なる二者が同じ土俵に上がることはできない

小学教諭が保護者を提訴=「相次ぐ抗議で不眠症」―さいたま地裁支部
*1

yahooのニュースでこんな記事を目撃した。

関係者の皆様は本当に苦労されたと思う。

だから

こう言っては申し訳ないんだけど

これは

保護者、担当教諭、まわりの先生、市教委、その他、関わりのある大人たちの大多数の精神が

発達していない

もしくは

全体的に力んでしまっている

その結果生じたことだと思う*2



子どもというのは、呆れ返るぐらいに社会的に未成熟

だから

子どもどうしの集団のなかで

頻繁に喧嘩や問題が起こってしまうのは当たり前

幼児や児童を見ていてそう思う。


たいていの喧嘩や失敗は温かい眼差しで見守りつつ爆笑できるような内容。

同じ土俵に乗ってしまうのは子どものすること。

マジメになってはならない。



その子が生まれてから老いていくまでの過程の中で

一つ一つの喧嘩や失敗から何らかの学びを得ていく。

今この瞬間、目の前で起きているのは

そんな数多のかけがえのない出来事のうちの一つなんだ。

そんなふうに長い時間軸を規矩として子どもを見つめられるといい。

ココロで笑いながらうまく導くのが大人の役目。



もちろんこれは、大人にも言えること。

大人は年を重ねるにつれ、ますます大人になっていく。

だから矢沢より大人な人は、矢沢に対してマジメにならず、温かい眼差しで見守る。

オッケー?

逆に、矢沢に対してマジギレしてくる人

俺はいいけど…矢沢は何て言うかな…?

アンサー

最初、サンザンな目にあう。二度目、オトシマエつける。三度目、余裕*3

*1:時事通信 1月18日(火)12時8分配信。担任する女子児童の両親から長期にわたる抗議を受けたことで不眠症になったなどとして、埼玉県行田市立小学校に勤務する女性教諭が、両親を相手取り、慰謝料500万円を求める訴訟をさいたま地裁熊谷支部に起こしていたことが18日、埼玉県教委などへの取材で分かった。文部科学省は「教諭が保護者を訴えた例は聞いたことがない」としている。訴状などによると、昨年6月、教諭が担任する3年の女子児童と同級生の間でトラブルが起き、女児の母親は教諭に「同級生が悪いのに自分の娘に謝らせようとした」などと抗議の電話をかけた。母親はそれ以降もたびたび連絡帳で「全く困った先生です」などと苦情を寄せ、行田市教委にも教諭の言動に関するクレームを伝えた。さらに、教諭が給食指導中に児童の背中に触れただけで、暴行容疑で県警に被害届を提出したという。教諭は度重なる苦情などから9月に入って不眠症に陥り、校長に「担任を降りたい」と申し出た上、「このままだと犯罪者にされる」と考えて弁護士に相談。同月下旬に提訴した。

*2:『悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです』夏目漱石 こころ より。気づけば悪人になってしまっている。そういうことがあるから怖いのです。先手を打つための知恵が大切な所以です。

*3:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1239902792