スパム大賞発表

このたび

「ちょwwwマジじゃんwwwwww」

という大変秀逸なるトラックバックスパム作品を応募していただきまして、誠にありがとう


当選考会におきましては、スパム作品の評価基準は、「一見してスパムとわかる、受信者に対する親切心がある」ということ、および「品や知性やユーモアを感じさせない技術」ということに尽きると考えております。

あなた様の応募作品「ちょwwwマジじゃんwwwwww」のクオリティーは、多数の応募者の中で突出しており、この文字列をキーボードで打ち込んだ人物がこの世に確かに存在するということに、選考員一同、驚きを禁じ得ず、満場一致での大賞受賞となりました。

誠におめでとう

選考員のコメントは以下のとおりです。ご参照ください。

A氏「干からびた死骸のような表現。特にwwwwww。この文字配列を見ているだけで、雪崩のような精神の退廃を招くことができ、大変恐縮です!」

B氏「泣いた。教科書的に言えば、劣等感からの逃走により悪に走ることもあるでしょうし、過去に受けた暴力により抑圧された心が悪となって表出するということもきっとあるのでしょう。今後、作者が自分の弱さに向き合うことができるかどうか。まずは自覚が大切。応援しています!」

C氏「これは、おそらく感情および共感する心が死んでいて、こころがこわばってしまっている。同時に、肩や手を始めとした、身体面における力みもあると思われる。作者は現在、自分の本当のこころから目をそむけ、開き直り、スパムを送る自分の人生を正当化しながら、あるいはひがみ、ふてくされながら、斜に構えて生きているのかもしれない。そういう生き方が結実した、スパムらしい見事に荒廃した表現!」

D氏「スパムのお手本。想像が膨らむ。借金により実質的に選択肢のない苦しい状態に陥ってしまった結果かもしれない。風が吹くことを祈っている。次作が楽しみな数少ない作家の一人。」

重ね重ね誠におめでとう