ダーフクがリーソーをメーヤー

先日、福田首相が辞任*1表明会見において、

「ひとごとのようにとあなたはおっしゃるけどね、私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです。」

と「感情的に」おっしゃった。

これを翻訳すると、

「ずぼしで痛すぎます。おっしゃるとおり、私は解離することにより、自我をなんとか守っているのです。今の政局における首相というポジションは私にとってもう本当にきついんです。自我で責任を背負いきれないんです。あなたの置かれている状況とは違うんです。もうこれ以上私をいじめないでください。ほら、ついに中に入っちゃったじゃないの、困るじゃないの。」

というところでしょうか。

今の日本の政治家のひとたちの中では、欲の陶冶されたかたちのとてもきれいな方だったと思います。

*1:民主主義というものは、もし独裁者志向の政治指導者がいるとすれば、なんとか選挙を乗り切れば一定期間思い通りに動かすことができ、かつ、責任の一極集中を回避することのできる命に優しい素晴らしいシステムに映ると思います。しかし、主権在民というのは素敵ですね。